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來住友美①日本語教師としてタイへ派遣

 來住友美 / Tomomi Kishi
大学在学中に取得した日本語教授の資格を活かし、大学卒業後に日本語教師として青年海外協力隊に参加。タイ南部のトラン県にある高校で日本語を教える活動を行う。協力隊後はフィリピンでのNGOインターン経験を経て、神奈川県の真鶴町で泊まれる出版社「真鶴出版」の運営を始める。自ら宿泊者に町案内をされたり、真鶴のものを使った朝食を提供されてたり単なる宿泊施設に止まらないサービスを提供している。

真鶴出版 | 泊まれる出版社

前書き

 メディアにも取り上げられ、注目を集めている「真鶴出版」は夫婦で運営されており、旦那さんが出版社を、奥さんがゲストハウスをされている。はじめて「真鶴出版」を知った時「泊まれる出版社」というコンセプトに興味を惹かれ、よく調べてみると奥さんの來住友美さんは青年海外協力隊OGということで、実際にお話を聞きに真鶴に行って来ました。

 真鶴駅までは品川駅から鈍行列車で約1時間半程。漁業の町として栄えた真鶴町は、町のシンボルの小さい湾に向かって段々が続き、その石垣に使われているの真鶴の漁業と並ぶ産業である石材。まさに映画の舞台のような町でした。

 真鶴駅から歩いて5分ほどで真鶴出版に到着。宿は廊下が軋む音が心地よい、築50年ある平屋。暖かく迎え入れてくれた來住さんは想像通りの素敵な人でした宿に到着後、來住さんには真鶴についての説明をしていただいた後、來住さんの案内に出ました。すれ違う人皆に感じよく挨拶されていたり、道中に落ちていたゴミを自然と拾っていた來住さんがすごく印象的でした。そんな來住さんを見て、きっと協力隊時代も素敵な活動をされていたのだろうなと思わずにはいられませんでした。

大学在学中に日本語教授の資格を取得、新卒でタイへ

それでは、お話を聞かせてください。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

まず、協力隊を知ったきっかけを教えてください。

大学の時にフィリピンの山岳民族の村にホームステイするっていうサークルに入っていて。
その時に会った先輩に「海外で活動してみたい!」って言ったら、「青年海外協力隊なんかいいんじゃない?」って言われて。その時までは知らなかったんですよ。だから、その時に初めてそういうのがあるんだって知りました。

協力隊を知ってから、応募するまでは?

大学二年生の時に知って、四年生の時に就活というか、これからどういう道に進もうかなって考えていた時に、企業とか見て回ったんですけど。ちょっと違うなって、やっぱり海外で活動したいなって思って。で、色々、NGOとかも調べて、協力隊がいいかなって思って。

学生の頃に要請を見たんですね。

そう、要請を見て。
大学の時に行っていたサークルの(海外での)活動が二週間だったんですよ。でも、2週間より長く(海外に)行ってみたい、でも、ずっといるっていうのはなんか描けなかったので、NGOで行ってみるとか、現地の日本語学校に就職するというのは、(頭に)あったんです。
協力隊は2年間って決まっているってことと、派遣先がしっかりしているということで、一番最初に行くにはいいかなと思いました。

はじめて海外で本格的に活動されるならば、協力隊は絶対にいいですよね。

そうですね、私も友人に勧めたりしています。

職種は何だったんですか。

日本語教師です。

なぜ日本語教師をされたんですか?

大学四年生の時に、企業とかじゃなくて、すぐに海外で働ける仕事がいいなと思って、
日本と海外をつなぐという仕事で、その時自分が一番できそうと思ったのが、日本語教師だったんですね。(その頃は)”協力隊になるために日本語教師に!”とは思ってはいなかったんですけど、日本語教師っていうのは、一応資格があって。それを取っていたので、資格を使って応募できました。

大学卒業後、すぐに日本語教師で派遣されるていたので、
すごいなとは思っていたんですが、もともと資格を持たれていたんですね。

4年生の時にやっていて、半年くらいで資格は取れるので。

学校に通われていたんですか。

学校通っていました。

では、Wスクールみたいな形ですか?

そうですね。4年生だったから、単位はほとんど取り終わっていて。

実際に日本語教師の勉強ってどんなことされるんですか?

日本語を母語としない人たちに教えることが前提で、もちろん文法や単語を教えます。
今の主流は、日本語で日本語を教えるんです。

へぇ、そうなんですね!
勝手に英語で日本語を教えるのかと思っていましたが、確かにそうですよね。

そうなんです。
イラストを使ったり、カードを使って動かしながら説明できるようにしたりとか。
あと、日本語教育界の文法のやり方と一般的な日本人が習っている文法では、文法の呼び方が違っていて。
例えば、「形容動詞」「形容詞」だったら、日本語教育界法だと「な形容詞」とか「い形容詞」って呼ぶんですよ。

なるほど、「形容詞」は「な」とか「い」で終わるんで、そう呼ぶんですね。
面白いですけど、今まで学んできたことじゃない文法を学ばないといけないわけですね?

そうなんです。日本語教育界で使われている文法を学びなおさないといけないんです。

日本語を教えるって絶対大変ですよね!?(笑)

いや、大変!(笑)

日本語は世界で最も取得が難しい言語の一つって言われてるじゃないですか。

そうですね、でも、割とひらがなとカタカナは数が限られているので、
ちょっと練習すれば読めるようにはなるんですけど、やっぱり、漢字を覚えるのが大変なんですよね。

そうですよね。教えるのに苦労したことって何ですか?

教えていたのはタイの高校生だったんですけど、
必ずしもみんなが日本語に興味があるわけではなくて。
しかも、日本語を将来使うかもわからないっていう子たちで。
9割以上が日本語とは関係のないお仕事だったり、進路に進むので、
そういう子たちに、どうやって日本語教育をするのかっていうのが。
そこが一番難しかったですね。
教え方とかノウハウとか、もちろん、そっちもそうなんですが。

配属先はどこになるんですか。

タイのトラン県にあるウィッチエンマートゥ学校です。

來住さんの任地トランのシンボル(時計台)

高校に配属ということですか。

そうですね。ウィッチエンマートゥ学校は中高一貫学校で、中学校もあったんですけど、
私は高校で教えていました。

タイは第一志望ですか。

そうです。

すごいですね。さすが資格があると違いますね。
タイ語は二本松からですか?

そうですね。

それまでは一切触れずに?

触れてないです。

決まった後に勉強した感じですね。

もう嫌ですね(笑)。大変でした(笑)。

それまでタイには行かれたことあるんですか?

ないですね、志望したんですが(笑)。

②高校での活動

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